あなたは他人をうらやましいと思ったことがありますか?
ありますよねー。
テストの点数や営業成績などで、他人と比較されるように世の中はなっていますから…。

実は「うらやましい」は実在しないのですよ。

「おい、るびきち!いつも同じようなこと言ってるな」
「今度はうらやましいが存在しないのかよっ」

そうです、うらやましいは幻想なのですよ。
つまり、自分のアタマで勝手に作り出してる思い込み。

たとえば、
「あの人はキレイでいいな、それに引き換え私なんて…」
「あの人はいつも明るく元気だよな、それに引き換え僕なんて…」
「あの人は才色兼備、はぁうらやましい…」
などと思ったことはありますよね。

これは自分自身を相手よりも下に見ている、つまり自己否定です。
潜在意識に「私はダメな人間です」と送信しているのと同じなんです!!
だから、うらやましいという感情を持ち続けるのは潜在意識には猛毒です。
さっさと解毒してしまいましょう。

でも、うらやましいという感情は、
考えようによってはあなたの長所でもあるんですよ!

「あの人はキレイでいいな」
と思うことは、あの人の「キレイ」という長所を認めているということなのです。

だから、うらやましいと思う時点で、あなたには
「他人の長所を見ることができる」
という長所があるのです。

さて、、、

僕がかつて思っていた「うらやましい」をひとつ公開します。

僕はかつて友達がいなかった時期があります。
だから、友達に囲まれて楽しそうにしている人をうらやんでいたものです。
「あの人は友達いっぱいいててうらやましい。僕ひとりぼっちだよ」
と。

孤独であることに悩んでいました。

でも、孤独ってそんなに悪いものでしょうか?
今の僕はステキな人達に囲まれていますが、孤独も好きだったりします。

孤独というのは、自分一人の時間がたくさん持ているということです。
煩わしい人間関係に悩んでいる人だってたくさんいるのに、
それとは無縁なのはものすごい強みなのです。
その人が遊んでいる間に自分は勉強すれば一気に差をつけられるではありませんか!

当時の僕は孤独=暇ととらえていたため、それが苦痛だったのです。

もしタイムマシンで過去の僕に会えるのならば、

「キミは友達いなくて悩んでいるんだよね?
友達いないと暇でつまらないし、毎日つらいよね…
でも、キミは自由であることも好きじゃないか。
ひとりぼっちということは、つまり自由なんだよ。
まわりを見渡してみなさい。嫌な人間関係で悩んでる人だらけじゃないか。
そんなキミにいいことを教えてあげる。
本さんとお友達になればいいんだよ!
本とお友達になって、本と会話すればいいの。
本を書いた人はまわりにいる人よりも賢いから、
キミはまわりにいる人よりもずっと賢くなれるんだよ。
本と会話するのはとてもいい勉強法だし、とても楽しいことだよ。
ゲームソフトを変えるように、飽きたらまた別な本を会話すればいいよ。

それに、未来のキミはステキな人達に囲まれてるから、安心してね。」

と言って元気が出る本を渡したいです。

では、、、

うらやましいを消す方法を教えますね。

あなたはすでにうらやましいと思っている人の長所が見えるのですから、
その人を素直にほめてあげてください。
相手が
「いやぁ、そんなことないよ」
と表面上言ったとしても、内心嬉しいはずです。
ほめられて嬉しくない人などいないのですから。

それに、ほめるということは、愛を与える行為ですので、必ず宇宙から見返りが貰えます。

そして、次に自分のいいところを探すようにしてください。
「自分のいいところって何かな?」
と自問自答してみてください。

時間かかるかもしれませんが、脳は必ず答えを見つけ出してくれます。

そもそも完璧な人などいないのですから、
自分が相手よりも優れている点だってあります。

そして、次の言葉で自分の心を清めてください。

「私は自分の長所をさらに伸ばしていきます」
「いつも他人の長所に気がついてほめています」
「他人のいいところを見付けられる自分が好きです。
それと同じように、自分のいいところに気付きつつあります」

物事を中立に見ることができるようになったあなたは、
もはや他人をうらやむことがなくなります。
相手だけでなく自分も肯定することができるようになって
まわりから愛されるキャラになっています。

御一読ありがとうございます。共感していただければ幸甚です。