あなたは、自分の考えに凝り固まっていませんか?
人間は大人になるにつれて、いろいろな経験や知識を身に付けていきます。
成長するにつれて、「自分の考え」が形成されていきます。
自分なりの成功体験・成功事例が出てきます。

成功体験を積むということは、自分に自信が出てきて、
潜在意識が良質化活性化していくので悪いことではありません。

しかし、自分の考えにとらわれすぎると、
それが「固定観念」になってしまいます。

固定観念になってしまうと、
自分の世界だけが正しいと思い込むことになってしまい、
新しくてよりよい情報が入ってきません。

固定観念は潜在意識という知識の貯蔵庫に
新たな知識が入るのを妨げてしまいます。

では、固定観念とは何でしょうか?
以下の3つです。

  1. 成功体験に縛られる
  2. 常識やルールに縛られる
  3. 自分の考えにこだわる

確かに成功体験は素晴しいものですが、
時代や環境は刻一刻と変化する現代においては、
そのままではうまくいかなくなってしまいます。

常識というのは、あくまでも多数派の論理にしか過ぎません。
常識に縛られるのは楽ですが思考停止に陥ります。
そして、天才や圧倒的な成果を上げる人は
常識にはとらわれていません。

自分の考えにこだわるということは、
自分だけの狭い世界でしか物事を見ていないことになります。
当然、視野が狹くなります。

だから、固定観念はやめた方がいいです。

歳をとればとるほど固定観念をやめるのは難しいですが、
本気でやれば可能です。

固定観念をやめるには、物事をゼロベースで見直し、
かつ、「本当にそれがベストなのか」と問いかけていきます。

新しい考え方を取り入れ、
改良グセをつけ、
言動に変化をつけていきます。

大変地味で時間のかかる作業ですが、
そうすることで潜在意識は良質化活性化していきます。

たとえば以下の方法があります。

  1. 毎日やっていることでも「初めてやる」つもりで取り組む
  2. もっと速く(うまく)できるようになるにはどうすればいいか考える
  3. それをしないと、どんな問題が起きるか考えてみる
  4. いつもとは違う場所で作業してみる
  5. いつもとは違うメンバーで作業してみる
  6. 自分がやっている仕事を後輩や新人にやらせてみる
  7. 初めてのお客様に率直な感想を聞いてみる
  8. 誰もやっていないことをやってみる
  9. 行ったことのない場所に足を踏み入れる
  10. 職場で担当替えをする

僕はこのようなことをやっていこうと思います。

  1. 過去の成功事例がなぜうまくいったのかを考える
  2. 「習慣術」のシステムを改良する
  3. 「習慣術」で実行するタスクの順番を変えてみる
  4. 飲むサプリメントを変えてみる
  5. 朝食を変えてみる
  6. 人や物事を決め付けない…オープンマインドでいる
  7. 師匠の考え方をもっと実生活に取り入れる
  8. 類似の他の教材で学んでみる
  9. ちびっ子たちと触れ合う
  10. いつもと違う行動を心がける
  11. ハートの声に従って行動する

固定観念をやめることは、アタマを良くすることにもつながります。

固定観念をやめたあなたは、もはや頭のカタい大人ではありません。
子供の柔軟性に知性が加わった「大きな子供」として成長していきます。

御一読ありがとうございます。共感していただければ幸甚です。