あなたは人を批判していませんか?
批判しているかと言われても、あなたは自覚していないかもしれません。
たいていの人は無意識に批判をしているものです。
気づかないというのだから怖いものです。
人を批判すると、自分だけでなく相手の潜在意識をも混濁化汚泥化させてしまいます。
相手を責めるだけで、現状をよくしていこうという考えがないので、言い逃げになっています。
言いっぱなしなので、悪口言ってるのとほとんど変わりません。
本当にタチが悪いです。
批判というのは、以下の3つが該当します。
- 相手を決めつける…レッテルを張る
- 相手が悪いと決め付け、徹底追及する
- 自分から状況を良くしようと動かない。
相手を批判しても、現状はよくなりません。
批判の裏には「現状を良くするのは相手の責任だ」という前提が隠されています。
まず批判することをやめて、自分から現状を良くするように努力していきます。
たとえば、こんなことができるのではないでしょうか?
- 発言する前に「これは批判なのか」考える
- それを言ったら、相手がどう思うか推測する
- 「今できることは何か」考える
- 問題認識を共有する
- 「私だったら」と前置きして、発言する
- 新しい視点を提示する
- 第三者の立場でものごとを見る
- 「一番つらいのは誰か」考える
- 相手に逃げ道を用意する
- ゴールがどこなのかを明示する。
僕は以下のことを心がけていきます。
- 「でも」と言うのをやめる
- 「なるほど」と言ってとりあえず話を聞く
- 批判したくなったら紙かテキストファイルに書く
- 自分と相手の持っている『前提』を考える
- 「僕からは〜のように見える」と言う
- ニュートラル思考を心がける
とりあえず「なるほど」と言って相手の話をニュートラルに聞き、自分と相手の持っている『前提』を考えます。
なぜ相手がこのような言動を取っているのか、その背景を洞察します。
批判したくなったら批判という暴力的コミュニケーションをするのではなく、「僕からは〜のように見える」という非暴力的コミュニケーションを心がけたいところです。
同じことを伝えるにしても、言い方ひとつでお互いの感情は変わってきます。
非暴力的コミュニケーションは心理カウンセラーから学んだものです。
怒りが募ってどうしても批判したくなったら、紙かコンピュータに書いて捨ててしまいましょう。
これだけでも怒りは鎮まってきます。
あなたもできるところから始めて、潜在意識を良質化活性化していきましょう。
御一読ありがとうございます。共感していただければ幸甚です。