あなたは人の話をちゃんと聴いていますか?
『聞く』ではなくて『聴く』です。
「聴」という字を分解してみてください。
「耳」、「目」、「心」が含まれていますよね。
このように「聴く」とは耳だけでなく、目、心をも使って相手の言っていることを受け止める行為です。
できているようでできていませんよね。
聴くことは、コミュニケーションの極意です。
真剣に聴くことを「傾聴」といいます。
傾聴できるようになれば、聴くことの達人です。
傾聴できていると、
- 相手に敬意を払うことができます
- 思いやりの心をもっています
- 相手はどんどんあなたと話したいと思ってくれます
- お互いの潜在意識が良質化活性化していきます
いいことずくめですね。
もしあなたが、かつての僕のように口下手・コミュ障であっても、即効性のある方法が3つあります。
- 笑顔を見せる
- 相手の言ったことをおうむ返しする
- 「なるほど、なるほど」とうなずく
笑顔には想像を絶するほどのパワーがあります。
自分が笑顔だと相手も笑顔になってお互い楽しい気分になりますよね。
笑顔になるには、お金も時間もかかりませんし、やろうと思えば今すぐできますよね。
まさに笑顔にならないだけソンです。
もし、、、
あなたが会話が続かないと悩んでいるのならば、相手の言ったことをそのまま言ってみてください。
おうむ返しすることで、ちゃんと聴いていることを相手に示していることになります。
すると相手は引き続き話をしてくれるはずです。
これは重要なことですが、、、
相手の話を聴くときには「私は知ってる」とは言わないようにしてください。
その言葉を発した時点で相手から話す気持ちを奪ってしまうだけでなく、自分も思考停止してしまいます。
つまり成長しません。
経営の神様と言われていたかの松下幸之助さんは自分の知ってる話であっても、まるで自分が知らないかのように「なるほど、なるほど」と言って、相手の話を真剣に聴いていたそうです。
彼の謙虚な人格がよく現れています。
苦手は所詮幻想にしか過ぎない ことを学んだ僕は相手の心にそっと寄り添えるようなコミュニケーションの達人になりたいです。
そのために以下の方法を考えています。
- 相手の話を聴くことに真剣に集中する
- 笑顔で聴く
- open questionを積極的に活用する
- 相手の言ったことを要約する
- 要約できないときはおうむ返しする
- 「なるほど、なるほど」という態度を示す
- 相手に対する自らの先入観を捨てる
- 相手の話の裏に隠れている『前提』 を考察する
- 相手が何のために話しているのかを考える
- 話を否定しない、肯定する
- 話をさえぎらないで最後まで聴く
- 自分が言いたいことを言う前に「話していいですか?」と聞いてみる
- 相手から謙虚に学ぶ姿勢を見せる
- 傾聴スキルを磨く
open questionとは、yes/noで答えられない質問のことです。
たとえば、「●●祭りは楽しかった?」はyes/noで答えられるのでclosed questionです。
「●●祭りはどんな感じだった?」はopen questionです。
closed questionだらけだと尋問みたいになって話は盛り上がりません。
そこでopen questionを取り入れると相手は話し続けてくれます。
自慢話!!
うざいですよね(笑)
でも、
相手の自慢話や武勇伝に対して露骨に嫌な態度を取るのではなくて、以下の言葉で謙虚に学ぶ態度を示すといいですね。
相手は嬉しくなってどんどん話したがります(笑)
- 「●●とはすごいですねー」
- 「どうやったのですか?」
- 「その方法を教えてください」
- 「あなたから学ばせてください」
御一読ありがとうございます。共感していただければ幸甚です。